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2011年06月30日

ハマオモト

ハマオモト



ヒガンバナ科 ハマオモト属 ハマオモト またはハマユウ


水はけがよく、日当たりの良い浜辺に咲いています。
その葉っぱがオモトのようであることからハマオモトといいます。

また、白い花が木綿を垂らしたように見えることから
「浜の木綿(もめん=ゆう)」→「ハマユウ」
とも呼ばれます。




ハマオモト




これは、ハマユウの種子です。
コルク質の固い種子で、
海の上を何ヶ月漂っても生きていくことができます。
黒潮に乗って、日本沿岸に流れていきますが、
千葉県銚子付近が北限のようです。

さらにしぶといことには
ハマオモトは水がなくても発芽します。
いろいろなゴミといっしょに砂浜にたどり着いた種子は、
とりあえず発芽するのですが
雨が降るのを待っていて、
雨が降るとそのチャンスを逃さないように
すばやく根を伸ばしてしまいます。

ヒガンバナ科ですので、有毒です。
ヒガンバナは非常用の食べ物として
田の畦に植えられていた花です。
あく抜きをしてその地下茎を食べます。
ヒガンバナを食べなければいけない状況は
大飢饉で、あの花の赤い色は
種籾まで持って行かれた村人の、恨みの赤い血の色とも
言われています。

同じ仲間ですが、ハマオモトはどうなんでしょう?
あく抜きしたら食べられるのでしょうか?
おいしいジャガイモに見えますが、気のせいですよ……(*^.^*)

花は、12月ぐらいまで、ほぼ通年という感じで
楽しむことができます。


タグ :ハマオモト

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Posted by チャーリー at 22:00│Comments(2)奄美の草花
この記事へのコメント
ハマユウの語源はそうなのですか。
納得。勉強しました。
ありがとうございます。

「ジャガイモ」・・・おもしいろいですね。
わたしには、「ジャガイモ」よりか、鳥の巣と卵にみえてしまいましたよ。
おおすぎますかね?
卵の数があまりにもね・・・
Posted by gem at 2011年06月30日 22:14
gem さん こんにちは

見えます。鳥の巣に……(*^_^*)
ツボにはまって、爆笑してしまいました。
Posted by チャーリー at 2011年07月01日 17:19
 
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    コメント(2)