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2009年12月24日

ポインセチア

ポインセチア


トウダイグサ目 トウダイグサ科 トウダイグサ属 ポインセチア です。

クリスマスになくてはならないポインセチアですが、この大きさにびっくりしています。
クリスマスの時期になると、花屋さんに売り出されますが、
どれもせいぜい30cmぐらいのものです。
実は巨木だったとは……。


ポインセチア


住用町で撮影しました。
赤い花びらに見えるのは、萼の外側に存在する普通葉とは形態の異なる葉で、苞というそうです。


メキシコのインディアン、アズテク族はこの植物を上手に利用していました。
苞からは赤紫色の色素をとり、
また、切った時に出る白い樹液からは解熱作用のある薬が作られました。
Cuetlaxochitlと呼ばれて、『純粋牲のシンボル』とされていました。

17世紀にタスコ周辺に住み着いたフランシスコ修道会の僧たちが、
『赤はピュアなキリストの血』『緑は農作物の生長』を表しているとして、
お祭りや儀式の中で使われるようになりました。

1820年代、アメリカの駐メキシコ大使で植物学者でもあった
ジュエル・ロバート・ポインセットさん(1779-1851)は、この美しい花に感動し、
植物園や園芸仲間などへポインセチアが配られました。
花の名前「ポインセチア」はポインセットさんの名前にちなんだと言われています。


1日のうちで夜のように暗い状態が13時間以上になると開花し葉が赤くなると聞いて、
箱の中に入れたりしてがんばっていたのに、
奄美では路地上でしっかり赤くなるんですよね。
なんなんだいったい……。


ポインセチア


こちらは、最新刊30号Horizon(ホライゾン)の表紙です。
ポインセチアの上に日本一大きな蝶、オオゴマダラが写っています。

先日、写真家浜田太さんご夫婦が主催している「ホライゾン」が
創刊15周年ということで、お祝いの席に行ってきました。

いろいろな裏話もお伺いすることができました。
素人目に見ても、あの定価(最新刊30号が420円)では
ペイできないだろうなと思ってお尋ねしたところ、
「値段を上げて売り上げが減るより、まずみなさんに読んでいただきたい、
少しでも多くの方に情報を発信していくことが大切と考えています」
とのことでした。

尊敬……(*^.^*)

浜田さん夫妻とホライゾンに神様のご加護がありますように

メリークリスマス……!!


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Posted by チャーリー at 19:29│Comments(0)奄美の草花
 
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