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2010年05月14日

雨宿り




雨の晴れ間、虫が花の中で雨宿りをしていました。
花びらを透過してきた光で虫が赤く色づいていました。
「みつかっちまったなあ!」って顔をしています。

花は、グラジオラス。
ユリ目 アヤメ科 グラジオラス属 グラジオラス
この写真では全然わかりませんが、
奄美パークそばの旧空港跡に咲いていました。

虫は……う~ん、バッタ (*^.^*)

自然は、こういう「えっ!」と驚かされるところが
おもしろいです。
山や海を歩いていて、限りなく出会う「えっ!」の中で
ようやくファインダーに収まってくれた1枚です。





  


Posted by チャーリー at 19:17Comments(8)奄美の風景

2010年05月11日

ユウコクラン




ラン科 クモキリソウ属 ユウコクラン
「幽谷蘭」と書きます。
その字のとおり、うっそうとした暗い森の中に咲きます。
立ち姿がきりりとしてとても美しいですね。

でも、どう近寄ったら、この花の美しさを表現できるのでしょう。
写真に撮ってみると、蜘蛛の糸が花をびっしりと
囲んでいるのがわかります。
この小さな花に寄ってくる虫を狙うクモも必死です。

フラッシュを焚くのか、ISOを上げるのか……
カメラを使いこなすのは難しいです。





  


Posted by チャーリー at 20:16Comments(8)奄美の草花

2010年05月10日

梅雨 まっさかり

奄美は梅雨まっさかりです。





今朝は、午前2時出発で、
奄美クライマーさんから情報をいただき
ウミガメ観察に出かけました。

ただ、夜中から雨……。
海岸では、現地で長いことウミガメ観察を続けている方と合流し
案内していただきましたが
「風向きやら、温度湿度やら、今夜はあがってこないかもねえ」
という言葉どおり、
ウミガメさんには出会えませんでした……残念!

上の写真は、おとといあがったというウミガメの足跡……(*^.^*)デカッ!

「今も、波の向こうからこちらを見ているとは思うんだけどね……」
とのことでした。





その後、奄美自然観察の森に出かけましたが、豪雨に遭い
午前中いっぱい管理棟に足止め状態。
ようやく、ネジバナを撮影しました。
自分としては、本来の色に近い状態で再現できたかなと思います。

何とか自分を納得させて、「キッチンこぐま」さんへ。





帰り道は、えびす顔。
おいしいお弁当をいただいて、
つい先ほどまで爆睡してしまいました……(*^.^*)コレデキュウジツガオシマイ

こぐまママさん、ありがとね!

  


Posted by チャーリー at 18:31Comments(10)奄美の暮らし

2010年05月09日

コゲラの営巣




キツツキ科  アカゲラ属  コゲラ  
日本に生息するキツツキでは、最も小さいキツツキです。雀ぐらいの大きさ。
家族の絆が強く、ペアもどちらかが死ぬまで続きます。
場所もほとんど変えませんが、
毎年新しく巣穴を作ります。
龍郷町で巣穴を見つけました。
同じ木の下の方にも別の穴が開いていましたが、
おそらく昨年のものでしょう。

木の下に近寄ると、雛の声はしますがもちろん姿は見えません。





しばらくすると、
エサをくわえた親鳥が巣に帰ってきました。
木の実、昆虫、節足動物などを捕らえて食べます。






小さな入り口ですが、するりと入っていきました。






「危なくないかな」と、巣の回りを確認しています。





もう一羽が帰ってきました。





帰ってきた親が入り口を開けてあげると、
中からもう一羽が、ビュンと飛び出していきました。
ひな鳥がエサをほしがるのでしょうね。
10分おきぐらいには、親鳥が出入りしていました。

子育てはたいへんですね。


  
タグ :コゲラ


Posted by チャーリー at 14:28Comments(6)奄美の鳥

2010年05月03日

ハマボッス




サクラソウ科 オカトラノオ属  ハマボッス です。
漢字では、「浜払子」、花の咲く様子が払子ににていることから
そういう名前になったそうです。
今回、この写真を撮ったのは、
払子って、お坊さんが頭の上でふっているはたきみたいなやつです。
アブよけだそうです。妙に現実的ですね。
浄土真宗では使いません。

白いバスケットボールが砂浜に浮いている感じが心惹かれて
撮影したんですけどね……(^.^)






岩場の方から撮影すると、こんな感じです。





岩場の多肉植物は、とてもきれいな花をつけます。
はっぱもみずみずしい緑です。
教えてもらうまで
長い間気づかずにいたもんだなあと思います。



  
タグ :ハマボッス


Posted by チャーリー at 19:11Comments(4)奄美の草花

2010年05月02日

ハママンネングサ




ベンケイソウ科  マンネングサ属  ハママンネングサ です。

シママンネングサとも言います。
海岸近くの岩場に生える多年草です。多肉質のため、
わずかな雨でも生き延びることができます。

海岸の岩場のちょっとした割れ目にびっしりと咲いていました。
花の大きさは約1cm
黄色が鮮やかできれいですね。

九州南部から琉球列島にかけて自生しています。
絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)に指定されています。
龍郷の海岸を散策する限りでは絶滅危惧種のようには見えませんが……(^.^)



  


Posted by チャーリー at 17:41Comments(2)奄美の草花

2010年05月01日

海浜散歩




奄美クライマーさんと一緒に龍郷町の海岸を散歩してきました。

龍郷港に車を停めて、海岸線に降り、今伊崎の下を回って安木場漁港まで
安木場漁港からは安木場トンネルを抜け県道を歩いて帰ってきました。

ゆっくり歩いて約4時間、途中写真を撮ったりで、予定をオーバーしてしまいましたが
久しぶりの天気のいい休日を潮風を浴びながら歩いて
なんともすがすがしい1日でした。

上の写真は、1番目の小さな岬を回り込んだところで見えてくる風景。
今井崎灯台です。
見えている海岸線を歩いていって、灯台の裏側ぐらいにあるのが
折り返し地点の安木場漁港です。


 


途中、大きな岩の裏に鳥の巣を発見しました。
周りを飛んでいたイソヒヨドリの巣だと思います。
羽毛がついていませんでしたので、新築したばっかり
思わぬお宅拝見になってしまいました。


 


今井崎灯台の真下の岩場でお弁当を食べてくつろいでいると
いきなり、左の山手からシロハラの大群が飛び出してきました。
山から出て海上に行ったかと思うと、だんごになったり」、流線型になったり
海面すれすれを飛んだりしながら、群れを作っているようでしたが
やがて消えてしまいました。
「シロハラの渡り」だそうです。北へ帰るのですね。
貴重な体験をしました。





これは、奇岩「竜のつめあと」です。たぶん……(^.^)
たぶんというのは、二人で一生懸命探し回った結果
日頃聞いていた噂の岩に、これがもっとも一致すると言うことで
それ以上の探索を断念したということです。
もし違っていたら、ごめんなさい。





目標地点の安木場の立神です。
潮が引いている頃をねらっていきましたので、
最後は珊瑚礁の上を歩いて安木場漁港に上陸しました。

帰り道、奄美自然観察の森に立ち寄って反省会をしましたが、
撮影した写真を確認しながら、奄美クライマーさんが
笑い出してしまいました。

「チャーリーさんは、明るいところでの撮影がへた!」
と言うのです。

確かに……(^.^)イロガチットモデトランゾ!

山の中専門で撮影していましたので、
明るい海辺の撮影には対応しきれなかったようです。

それでもめげずに、海岸で撮った花の写真を
これからアップしていこうと思っています。



  


Posted by チャーリー at 19:52Comments(6)奄美の風景