2010年11月17日
エノコログサ

イネ科 エノコログサ属 エノコログサ
様々なところから生えてくる1年生草本です。
花房が犬の尾に似ていることから
「犬っころ草」と呼ばれていたのが「エノコログサ」に
なりました。
別名は「ネコジャラシ」
名前のとおり、猫の前でゆすると
猫が喜んで飛びついてきます。
「アワ」は、エノコログサの変種といわれています。
タグ :エノコログサ
2010年11月16日
ツワブキ

キク科 ツワブキ属 ツワブキ
「艶のあるフキ」、つまり、ツヤフキがなまって、
ツワブキです。
分布は本州以南ですが、南西諸島は分布が多い場所として
認識されているようです。
確かに、秋から冬にかけて林道周辺は
ツワブキの黄色い花に囲まれます。
秋というよりは、「奄美の冬」かな……。
これから、どんどん咲き始めます。
タグ :ツワブキ
2010年11月15日
2010年11月14日
ゴクラクチョウカ

ゴクラクチョウカ科 ゴクラクチョウカ属 ゴクラクチョウカ
漢字で書くと「極楽鳥花」
生け花の素材としてはよく目にしますが、
路地に花を開いているのは珍しい気がしました。
笠利町「ばしゃやま村」周辺の国道沿いに咲いています。
この写真は、約1ヶ月ほど前ですが、
今日見たら、まだ咲いていましたので、掲載しました。
タグ :ゴクラクチョウカ
2010年11月13日
2010年11月12日
2010年11月11日
2010年11月10日
タテハモドキ

タテハチョウ科 タテハモドキ属 タテハモドキ
きれいな蝶です。
この大きな目玉の模様で襲ってくる敵を怯ませます。
もともと南西諸島に分布する蝶で
鹿児島県や宮崎県で発見されるものも迷蝶として扱われていましたが
温暖化が進み、南九州はおろか
2010年には関東地方でも発見されているようです。
羽を閉じると地味なのですが、ぱっと開くと大きな目玉が目立ちます。
特に下の羽の目玉は、少女漫画の目のように
光が入っています。
造形の不思議ですね。
タグ :タテハモドキ
2010年11月09日
アマミクサアジサイ

10月8日に既に紹介した、アマミクサアジサイです。
このシーズンの最後の一房のようです。
もともと、湧き水が小さな滝となって流れ落ちるところの岩場に咲いていましたので、
10月20日の奄美地方の集中豪雨で崩落していれば大変だなあと思っていましたが、
無事でした。
その場所に行くまでに、数カ所の崩落現場を通り過ぎ、
そのうちの1カ所では、復旧作業中のユンボに道を空けてもらいました。
作業を中断させてしまって申し訳ありません……(x。x)゜゜
環境省レッドデータブック 絶滅危惧IB類(EN)
=近い将来に絶滅する危険性が高い種
アジサイの原種と言われ、古い花のスタイルを残しています。
奄美大島にも自生地が2カ所しかないと聞いていましたのでほっとすることでした。
ちなみに南海日日新聞11月8日付新聞によりますと
全面通行止めは次のとおりです。
1 国道58号線 瀬戸内町網野子
2 同 朝戸トンネル名瀬側(夜10時~朝6時通行止め)
3 同 住用町城トンネル(夜10時~朝6時通行止め)
4 県道佐二赤木名線 笠利町佐二(迂回路有り)
5 同 笠利町川上(10t以上通行止め)
6 名瀬瀬戸内線 名瀬知名瀬(4t以上通行止め 迂回路有り)
タグ :アマミクサアジサイ
2010年11月08日
にっぽん丸

にっぽん丸が名瀬港に接岸していました。
総トン数 22,472トン
乗客定員 202室・524名(最大)
主機関 ディーゼル 10,450ps×2基
巡航速力 18ノット
最高速力 21ノット
全長 166.65m
全幅 24.00m
喫水 6.6m
洋上のリゾートを楽しむ豪華客船ということです。
奄美は観光を地域活性化のひとつの柱としているようですが、
港を通ってみてはじめて、「あっ、いるんだ」という感じです。
観光課とか商工会とかだけの問題なのでしょうかね。
豪華客船「にっぽん丸」が来ますと広報を出して、
住民約5万人の0.1%が港に行ってみた場合、
自宅から港までのガソリン代が……
そのうちの20%が、缶ジュースを買うと見込んで……
交通整理のための雇用創出が ……
トータルの経済波及効果は……
豪華客船がやってくるというメリットを生かすことは
十分考えて、成果を上げていることとは思います。
ただ
豪華客船が来たことを
いつも、あとから知るので、
情報をつかめない自分がドンくさいんですよね……(*^.^*)
タグ :にっぽん丸
2010年11月07日
アリモリソウ

キツネノマゴ科 アリモリソウ属 アリモリソウ
九州南部から南西諸島にかけて分布する多年草です。
成長すると50cmぐらいになると書いた本もありますが、
私が奄美で見たアリモリソウは、どれも20cmぐらいです。
花は、下を向いていますので這いつくばってカメラを向けないと
花を撮れません。
白い花の中にあるピンクの模様がきれいです。
これは昆虫たちを引き寄せるための模様で
蜜標とかガイドマークとかいいます。
「ここにおいしい蜜があるよ。食べにおいで……」って。
あなたのガイドマークは何ですか……(*^.^*) コワイ コワイ!
タグ :アリモリソウ
2010年11月06日
ムベ

ムベの実を見つけました。
大雨で痛めつけられたはずの山なのに
秋の実りをしっかりと提供しています。
残念ながら、藪に足を踏み込む勇気がなく
写真を撮るだけに終わりましたが、
5~6個見つけた実の大半が
すでに鳥たちに食べられたあとでした。
下は、カラスウリ。
これは、手に取れるところにあったのですが、
さすがに誰も食べません。

2010年11月06日
ススキ

イネ科 ススキ属 ススキ(カヤ、オバナ)
奄美の短い秋を思わせる、ススキです。
雑草としてはかなり強力で
すぐに畑を草ぼうぼうにしてしまいます。
いったん生えてくると
白い根が延々と伸びていて
甘い汁を出すらしくアリがたかっていたりします。
小さいころの延々と続く根っこ取りの記憶が
トラウマのように蘇ります……(*^.^*)
タグ :ススキ
2010年11月05日
サキシマフヨウ

アオイ科 フヨウ属 サキシマフヨウ
すでに何度も紹介しているサキシマフヨウですが、
野山を歩いていると、あちこちで
かわいらしいサキシマフヨウに出会うものですから
捨てきれずに……(*^.^*)
いくつか紹介してみました。


タグ :サキシマフヨウ
2010年11月05日
奄美体験交流館

仕事の都合で、立ち寄りましたのでレポートします。
報道各社の心ない取材もあったようで
カメラに対する視線がちょっと痛いです。

娯楽スペースをスクリーンで区切ってあります。
右下の青いプラボックスの中には奄美図書館の本が入っています。
奥のほうには、救護社が設置してありました。

テーブルセットもたくさん設置してあります。
奥に見えるブルーシートの囲いは女性専用の更衣室でした。

電話が都合6台設置してありました。

歯科検診車が来ています。

こちらは、ボランティアの受付所です。
すでに、充足したような報道もありましたが、
まだまだ、あちこちでお手伝いを必要としているという話も聞きます。
11月5日付奄美新聞によりますと
体験交流館での避難生活者は62名。奄美全島で避難者は89名だそうです。
住用地区で依然5世帯が断水していますが、給水塔が破壊されているためだそうです。
まだ、しばらくは不便ですね。
全面通行止めが島内で、あと3カ所です。
タグ :奄美体験交流館