2011年04月20日
ギンリョウソウ

シャクジョウソウ科 ギンリョウソウ属 ギンリョウソウ
林床の薄暗いところに咲いています。
咲くというよりは、にょっきりとはえています。
カシ、ブナなどの樹木に寄生しているベニタケ属の菌類、つまり、キノコから
養分を吸収しています。
木が光合成で作り出した養分をもらって生きているキノコの養分を奪って生きているという
ことになります。
真ん中に見える青いものがメシベ、その外にある小さい黄色いものがオシベです。
蜂の仲間の力を借りて受粉します。
もう少し首を垂れた個体では銀色の龍が首をもたげた格好に見えます。
特に花びらが少し開いてくると、首の後ろの逆鱗に見えてきます。
名前から、思い込みで、見ているだけかもしれませんが……(*^_^*)
この形ですと銀色の龍には見えませんが、
シベを観察するにはいい形でした。

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