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2010年10月25日

災害復旧ボランティア




本が好きな人にはあまりにも刺激的な写真ですね。
住用公民館図書室の復旧作業に仲間を誘って4人で出かけてきました。
180cmのスチールの本棚の上に載せてあった荷物が濡れていましたので、
おそらく床上2mぐらいまで来たのだろうと思います。
図書室の本もパソコンも、隣接している博物館の剥製も
すべて粗大ゴミと化してしまいました。
20日から6日目ですが、職員の皆さんは毎日後かたづけ、
そろそろ疲れ果てていらっしゃいました。
今日の作業は、とりあえず全てのものを外に出すということでした。
本棚の中で水を吸ってしまった本はふくらんでしまって
取り出すことが出来ません。
本棚をのこぎりで切りながらの作業でした。
すべて粗大ゴミと化したのが下の写真。






建物の中にたまっていた泥をかき出すのも重労働でした。
泥をかき出そうとすると、うごめくものが……!
やばい、ハブかい? と思ったら
たくさんのカニたちでした。
もちろん無罪放免、泥と一緒に外にかき出してあげました。

午後4時前、断水が解除されてようやく水が出るようになりました。
それでよろこんでいるのが下の写真。





ライフラインのひとつが回復です。
電気はまだ来ていません。
携帯はdocomoやauなどが中継車両を投入していて
場所によってなんとかつながります。


下は、となりの保育園のフェンスを乗り越えて流れ込んだ車両です。
水の力のすごさがわかりますね。





明日からは、私たちも勤務ですのでお手伝いできませんが
体調に気をつけて復旧作業にとり組んでください。  


Posted by チャーリー at 18:36Comments(6)奄美の暮らし

2010年10月25日

名瀬市街 晴れました




10月25日(月)7時50分頃の名瀬市街地です。
予報は、曇り時々雨だったようですが、
ご覧のように快晴です。
ほっとしています。

耳に入ってきた情報だけですが、紹介しておきます。

1 龍郷と笠利を結ぶ国道58号線 屋入トンネルは
  片側交互通行ですが、通行可能となりました。

2 赤木名笠利線は、まだ、全面通行止めです。

3 大和村、毛陣(けじん)トンネルは昼間通行可能となりました。
  夜は制限がかかっています。

4 浦上の新生社印刷前は、まだ、全面通行止めです。迂回路があります。

詳しくは左上インフォメーションの「奄美群島情報サイトしーま」のアイコンをクリックしてください。

ちなみに、いつもは見かけないところに
ハブが流されてきていることがあるようです、
倒木の下などにうっかり手を入れないようにとのことです。  


Posted by チャーリー at 08:14Comments(0)奄美の暮らし

2010年10月24日

夕方の名瀬市街




夕方5時15分頃の名瀬市街地です。
雲が、少しだけ夕焼けしています。
よい天気の1日でした。

あちこちで復旧作業がはかどったようです。

奄美大島の集中豪雨関係の必要なサイトがまとめてありますので
必要な情報をお探しの方は
左上のインフォメーションのところにある
「奄美群島情報サイトしーま」というアイコンをポチッと押してください。

明日もよい天気であることを祈っています。  


Posted by チャーリー at 17:27Comments(2)奄美の暮らし

2010年10月24日

奄美大島交通情報




9時25分の名瀬市街の様子です。
8時30分頃、ザーッと雨が来ましたが、すっかり上がりました。
白いビルの右側、遠方の茶色のビルとの間におだやかな青い海が少し見えています。

交通情報です。

1 龍郷町 屋入トンネル付近通行止めですが、「鶏飯ひさくら」から海沿いに迂回路があります。

2 浦上付近国道が崩壊していますが迂回路があります。

3 空港~名瀬のバスが臨時時刻表で走っています。
  下のアドレスをクリックしてください。
  http://shimabus.blog112.fc2.com/blog-entry-65.html

4 瀬戸内町からは篠川経由で住用を通り名瀬に入ることができます。

5 名瀬から大和村方面、通行止めの地点が今朝時間制限付きで一般車両通行可になりました。

名瀬港と古仁屋港にはフェリーの定期航路が定時運航しており、
スーパー店頭などから生活物資が消えるということはありません。
孤立していた集落へは昨日夕方の段階で車を使って生活物資を搬送できるようになったようです。

ただ、興味本位で被災地に入る一般車両は復旧作業を遅らせるもとになります。
現場に出かけていってレポートしたい気持ちをしばらく抑えて
余計な負荷をかけないことによって、一刻も早い全面復旧を支援しましょう。
私自身も「じっと我慢の子」作戦を実施中です。

特に情報提供をしているわけでもない当ブログへのアクセス数の多さに驚き
分かっている範囲で情報を提供しています。  


Posted by チャーリー at 10:08Comments(0)奄美の暮らし

2010年10月24日

今朝の名瀬市街




今朝24日(日)午前7時50分ごろの名瀬市街です。
薄曇りで、お日さまも顔をのぞかせています。
この調子で雨が上がって
復旧作業が進んでくれればと思います。
あまみFMによると、いまだ、体験交流館で避難生活を余儀なくされていらっしゃる方も
おいでのようです。  


Posted by チャーリー at 08:05Comments(0)奄美の風景

2010年10月23日

伊延(いのべ)港




仕事で沖永良部島に行ってきました。
沖永良部では普段は和泊港ですが、
天候の事情で、島の西側にある伊延港に船が入りました。
台風の多い夏場はよく利用されるようです。

上の写真は、魚の行商に群がる主婦たち……ではなく、
仮設の発券場です。
ちゃんとテーブルになっていて、発券カウンターの一式がそろっていました。

伊延港に船が入ってきます。「クインコーラル8(エイト)」です。





今日は、徳之島も、徳之島町にある亀徳港ではなく、
天城町にある平土野(へとの)港でした。
島の東側は波が高く着岸できなかったようです。
沖永良部では島の裏側にすぐ行けるようでしたが、
徳之島はかなり距離があり大変そうです。





海上から見た徳之島です。
昼2時に船に乗って
夜8時30分に名瀬港に到着しました。
台風の時みたいに船が揺れました。

今日は名瀬ではほとんど雨が降っていないとのことでした。  
タグ :沖永良部


Posted by チャーリー at 22:56Comments(0)奄美の暮らし

2010年10月22日

家の前の溝




22日午前4時30分ごろの、家の前の溝です。
20日には濁流が流れていました。
水位はだいぶ下がりましたが、
いつもよりはまだ水位が高いです。
昨日までは赤く濁った流れでしたが
今朝はだいぶ透明感が戻ってきました。

奄美の地形は急峻で
降った雨の影響がすぐに現れます。
山のあちこちにすぐに滝が出現します。
1日で600mmを越えるような雨量だと
山肌の全面から滝のように雨があふれて流れたことだろうと思います。
ふらなくなると
すぐに水位が下がります。
変化が激しすぎます。
住用の養護施設でも、20分で2mも水位が上がったということでした。

今は傘をささなくても外を歩ける状態です。
このまま、降らないでくれるといいのですが……。  


Posted by チャーリー at 04:49Comments(0)奄美の暮らし

2010年10月22日

名瀬市街




21日午後1時頃の名瀬市街地です。
22日昼頃から、また、大雨の予報です。

名瀬は、商店街も普通に営業しています。
定期航路が運行していますので、
物資も普通にスーパーに並んでいます。

ただ、名瀬の周辺部で土砂崩れ等によって
行き来が出来なくなっている地区がたくさんあります。
救援物資を運ぶこともままならないという状況です。
陸上からはうまく連絡できない集落もあり、そういうところは
海上からの連絡が試みられています。  


Posted by チャーリー at 04:40Comments(0)奄美の風景

2010年10月21日

新川




本日、午後1時の新川です。
右手の建物は大島高校。
奄美の地形は急峻で、川も短いため
引き出すときには、さっと引いてしまいます。
ですが、今夜にかけて、また、豪雨の予報ですので用心しようと思います。

お昼頃、自衛隊の先遣隊が住用地区に入りました。
道路が寸断されているので、警察、消防、役場関係者が徒歩でそれぞれの被災地に入っています。
被害の全容はまだ把握できていません。

全島の通行止めが全部で37カ所。
島を南北に貫く国道58号線だけでも14カ所です。
海からしか近づけない場所がたくさんあるようです。  
タグ :新川


Posted by チャーリー at 17:35Comments(0)奄美の風景

2010年10月20日

旧笠利町浦海岸




奄美地方は猛烈な雨になりました。
住用地区をはじめとして、あちこちで道路の冠水、浸水、崖崩れが起こっています。

写真は、旧笠利町浦海岸です。
エメラルドブルーの海の先に今井崎が見えるはずなのですが
さすがに何も見えません。

下は、喜瀬の教会です。
雨の中に沈んでいます。


  


Posted by チャーリー at 19:30Comments(4)奄美の風景

2010年10月19日

アマミノクロウサギ




ウサギ科 アマミノクロウサギ属 アマミノクロウサギ

奄美大島・徳之島固有種
絶滅危惧IB類(EN)(環境省レッドリスト)
1921年国の天然記念物
1963年特別天然記念物
2004年希少野生動植物種

夜行性です。
ススキ、エゴノキなどの木の実、柑橘類の樹皮などを食べます。
広い見晴らしのいい場所で糞をします。
平らな河原とか、アスファルトの道路に出てきます。

マングースやノネコなどに捕食され、また、交通事故などで
個体数を減らしています。
現在奄美大島本島では5000頭前後が生息していると言われています。

春もしくは秋に1頭の赤ちゃんを産みます。
赤ちゃんは巣穴の中で一人で暮らし、
母親が時々やってきては授乳します。
ほんの短い時間で授乳が終わると母親は巣穴に土でふたをして
どこへともなく姿を消します。

講談社「とんとんとんのこもりうた」いもとようこ作の絵本に
その姿がかわいらしく書かれていますので
是非ともお読みください。

この秋に、3回のナイトツアーに出かけました。
都合10頭ほどのクロウサギに遭遇しました。
その中でも昨夜のクロウサギは
ゆっくりと写真を撮らせてくれて感動しました。
約1m、手を伸ばせば届く距離まで近づくことが出来ました。
あわてる様子もなく、ゆっくりと茂みの中に消えていきました。



  


Posted by チャーリー at 08:22Comments(4)奄美の生き物

2010年10月18日

シャコ



シャコ科 シャコ属 シャコ

昨日、お昼前にあやまる岬に出かけてきました。
ちょうど干潮で、海パン、スリッパで
じゃぶじゃぶと入っていきましたが、
遠浅の水が足首までのところは太陽に暖められて暖かいものの
少し深いところではぐっと冷たく感じました。
で、泳ぐのはあきらめました。

潮だまりに小魚やウニ、ヒトデなどさまざまな生き物がいて
目を楽しませてくれましたが、
今回はシャコがたくさん目に付きました。

アゲハチョウの幼虫、つまり、イモムシみたいなのが水の中にいて
スーッと動いていくので、なんだろうと追いかけてみたらシャコだったというわけです。

お寿司屋さんではガレージと呼ばれたりするネタです。
青森ではお花見の時にシャコをばりばり食べているというのを「県民ショー」でやっていました。
3cm程度でしたので、つかまえてペットボトルに入れて観察してみましたが
本当は身体のあちこちにトゲを持っていて危険だということでした。

もうしばらくすると、冬鳥がやってきますが
餌になっちゃうのかなあと思うことでした。


  
タグ :シャコ


Posted by チャーリー at 07:38Comments(2)奄美の生き物

2010年10月17日

アマミヤマシギ




シギ科 ヤマシギ属 アマミヤマシギ

奄美群島、沖縄諸島固有種
絶滅危惧II類(VU)(環境省レッドリスト)
森林の開発による生息域の現象、林道の整備による交通事故、
マングースやノネコの捕食などで生息数が減少しているということです。

だだ、三太郎峠付近では、毎晩姿を現して楽しませてくれます。
この夜は、あまりにも長くライトを当てていたせいでしょうか、
地面の虫をついばみながら、
しばらくの間、車を先導してくれました。
ひき殺してしまわないかと心配で、
ダイブ長く、ヤマシギの後をついて行くことでした。

この夜は、都合5羽、VUにはてな!という感じです。

この夜は目の前を「長い人」に横切られてしまいました。
でかかったぁ~!
右から現れて、左の藪にしっぽの先が消えていくまで
固まってしまいました……(x。x)゜゜デカスギヤ


  


Posted by チャーリー at 17:20Comments(2)奄美の鳥

2010年10月16日

モンキアゲハのダンス




数頭のモンキアゲハが
ハイビスカスの花から花へと飛びながら蜜を吸っていました。
まるでダンスを踊っているようです。

この2頭はカップルのようで、
おそらく後にいるのがオスなのでしょう。
一生懸命メスの後を追いかけています。
求愛のダンスなのでしょうね。

時間を忘れて見とれてしまいました。


  


Posted by チャーリー at 17:21Comments(0)奄美の生き物

2010年10月15日

ランタナ




クマツヅラ科 シチヘンゲ属 ランタナ

大和村に入るところの道路脇に咲いていました。
花の色が次第に変化していくので、和名はシチヘンゲといいます。
中南米原産です。
種は有毒。鳥の仲間はそのまま飲み込んで
糞として排出するので影響がないですが、
噛み砕いてしまうような、哺乳類にとってはまずいようです。

ピンクの色彩がかわいらしくて、思わず車を停めちゃいました。


  
タグ :ランタナ


Posted by チャーリー at 19:15Comments(2)奄美の草花